ネイリストとして活動していくのであれば、ネイリスト本意にならず、いつでも
お客様のことを考えていくことが、お客様に選ばれるネイリストになるポイント!
と、前回のブログでお伝えいたしました。
そして、お客様のことを考えるのであれば、サロンで使用するジェルは、爪に負担を
掛けない、爪にやさしいものでなければなりません。
では、爪に負担を掛けないジェルとは、どんなジェルなのでしょうか?
私が15年間、お客様の施術をしていた経験から爪に負担を掛けないジェル
の絶対条件は、
“薄付きであること”
です。
100社以上あるジェルブランドの中には、ジェルを厚塗りした状態でないと
硬化しないというものがあります。
ジェルを厚塗りした状態でライトで硬化をすると、何が起きているか・・・
一見お客様には分からないのですが、ジェルがライトにあたり、化学変化を
起こして硬化する際、ものすごい圧力が内側に向かって掛かっています。
乗っているジェルが厚ければ厚い程、その圧力は強く掛かります。
爪はもともと柔らかく、柔軟性があるものですので、この圧力により爪に負荷が
掛かることは、爪に良くないことはお分かりいただけるはずです。
また、薄付きジェルはオフが簡単にできるということも、爪に負担を掛けない
ポイント!
薄付きジェルは、リムーバーに浸ける前にジェルの厚みを取るためにそれほど
削らなくても良いですし、リムーバーの浸透も早く、よく浸透するので、
ウッドスティックやプッシャーでガリガリと刮げなくてもペラッと簡単に
爪から離れます。
ペラッと剥がれないと、どうしても無理に剥がすことになり、そのときに
爪の表面がジェルに付いたまま一緒に剥がれてしまい、爪が薄くなったり
傷んでしまうのです。
APRIL ACADEMYのレッスンでは、サロンワークを10年以上行なっている
現役ネイリストでもある講師が、こんなこともお伝えしながらレッスンを
させていただいています♡
お客様の爪を健康に保つためのジェルについてのポイントは、まだまだ
ありますので、また次回のブログを楽しみにしていてください!